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伝の心は、四肢麻痺で発話が困難な重度障害者を対象にした意思伝達装置です。
身体の一部をわずかに動かしてセンサー・スイッチを操作したり、視線入力やまばたきで伝の心を操作することができます。
伝の心のコンセプトは、次の３つです。
①コミュニケーション支援：文字で自分の気持ちを言葉にして伝える。
②ＱＯＬ(生活の質)の向上：テレビやエアコンなどの機器を自分で操作する。
③社会参加の支援：電子メールやSNSを利用して、遠くの人へ思いを伝える。
このコンセプトに基づき、様々な機能を搭載しています。
・文字を入力する「文書」
・文字入力を補助する「定型句」
・よく使う言葉を選ぶだけで伝えられる「日常使用文」
・家電を操作する「リモコン」
・遠くにいる人の携帯やPCとやり取りできる「メール」
他にも別な部屋にいる人を呼ぶ呼鈴を接続できる、呼鈴分岐機能付のスイッチボックスも選択いただけます。
伝の心ノート型
センサーを使用し、身体の一部をわずかに動かすだけで、文字を「伝の心」システム装置に入力して自分の気持ちを言葉にできるのが「伝の心」。また文章を作るだけでなく、DVDやテレビなど機器の操作といった機能を搭載し、利用者の生活の質の向上を支援します。さらにインターネットや電子メールを利用して、これまでの仕事を継続する、新しい活動をはじめる、というようにさまざまな可能性をひろげることもできます。
基本機能：文書・会話・日常使用文・リモコン・電子メール・ブラウザ操作・Windows操作、定型句、音声読み上げ
その他機能：視線入力センサー対応、呼鈴分岐機能付モデル有
画面サイズ：ノート型15.6インチ
伝の心パネル型
小型軽量なモデル。
伝の心ノート型と基本機能は同じです。
基本機能：文書・会話・日常使用文・リモコン・電子メール・ブラウザ操作・Windows操作、定型句、音声読み上げ
その他機能：呼鈴分岐機能付モデル有
画面サイズ：パネル型10.1インチ