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出展者詳細

出展者名 大阪河﨑リハビリテーション大学
英文社名 Osaka Kawasaki Rehabilitation University
小間番号 3-204
ホームページURL https://www.kawasakigakuen.ac.jp
PR文 毎日車いすをお使いの皆さん、楽に座れていますか?大阪河﨑リハビリテーション大学は、国際基準ISO16840-1準拠の“rysis”を用いた車いす座位姿勢計測と座圧計測の体験ブースを続け応援しています。

大阪河﨑リハビリテーション大学車いす座位姿勢計測ブース

出展製品[1] 大阪河﨑リハビリテーション大学車いす座位姿勢計測システム
出展製品詳細[1] 2010年から12年間、大阪河﨑リハビリテーション大学ではバリアフリー展に車いす座位姿勢計測ソフト“rysis” を用いた座位姿勢計測ブースを出展し,毎年30~50名の車いすユーザーにご参加いただいてきております。「自分の座っている姿をこのように見るのは初めてだった」と数多くの声が寄せられました。同時に、本学学生や卒業生にとって貴重な学びの場となり、実に36本の卒業論文が提出され、多くの知見が蓄積されてきました。写真画像による座位姿勢計測ソフトrysisを用いた論文がほとんどですが、測定角度の信頼性について誤差の原因について5本の論文が検討し、写真撮影時の注意点についてチェックリストを作成したり、計測ソフトの使用に関する誤用の問題点を実験的に検証したりしてきました。本学はどこよりも熱心に臨床応用に取り組んでいるISO16840-1普及の関西での拠点でもあり、2015年11月国立障害者リハビリテーションセンターを会場としたISOタスクフォース会議席上で本学バリアフリー展研究の成果を発表し、資料は整理番号つきでISOの公式HPで世界に共有されています。
具体的には、体幹の側屈(体の横への傾き)は肋骨胸骨線と腹部線の間(おへそのあたり)で強く起こりやすいこと、姿勢が崩れると隣接する身体部位での角度変化が起こりやすいこと、それに対しjoystickの位置や固定法が影響する場合もあることがわかりました。自分で姿勢修正が可能な場合には骨盤は比較的水平が保ちやすいことがわかりました。2014年から座圧センサーによるプレッシャーマッピングも始まり、座圧との関係では骨盤の左右の傾きが座面右半分、左半分の座圧の最高値に影響を及ぼすことなどもわかってきました。左右の圧力分布の違いや骨突起部位への座圧の集中は、車いすユーザーの皆さんには最も心配な褥瘡(とこずれ)の予防に重要な情報です。外見からは想像できない知見が得られることもあり、注目されています。このように、本学の座位姿勢計測ブースは近年では、ユーザーさんの車いす座位に関連する不快感.・不安の解消という、具体的な社会貢献を指向しつつあります。

出展製品[2] 車いす座位姿勢計測ソフト”rysis" version4DF2
出展製品詳細[2] いままで車いすユーザーの姿勢は、「体幹の側屈」や「骨盤の後傾」などのように、おおざっぱな表現でのみ表されてきました。体幹の定量的な計測には、Cobb法などのようにX線画像が必要だったり、三次元動作解析装置などの高額なシステムが必要だったりして、セラピストの日常の臨床で使えそうな簡便かつ安価な計測法はほとんどありませんでした。             
そこで埼玉県産業技術総合センター戦略プロジェクト担当主任 半田隆志氏らは、デジタルカメラの画像から座位姿勢の情報を得られる画期的な座位姿勢計測ソフト“rysis” を開発しました。これによって簡便に座位姿勢の定量的計測が可能になりました。このソフトの画期的な点は、その簡便性・汎用性だけではありません。今まで関節可動域計測は移動軸と基本軸による相対的角度表現が主流でしたが、地軸を基準とした絶対的角度表現による新たな国際標準規格ISO 16840-1を世界に先駆け組み込んでいます。
今回使用する“rysis”は、本学と製作者の間での8年間の議論をもとに改良されたversion 4DF2です。撮れた写真が多少傾いていても補正でき、鉛直から左右に180°で表記される最新版です。ぜひ、体験しにお越しください

出展カテゴリ

G. 移動機器関連

普通車いす・電動車いす

自転車

ストレッチャー

シルバーカー

歩行器・歩行車

車いす用クッション

車いす用レインコート

その他移動機器関連