バリアフリーセミナー情報
▼締め切りました
バリアフリースキルアップセミナー2024(第6回)
SMARTアンチグラビティ・ポジショニングアプローチ
~潜在能力の維持・拡大と2次障がいの予防~(座位姿勢編)
車椅子やベッド上での姿勢管理として提供されるポジショニングアプローチは、不良な姿勢の改善や変形や褥瘡を予防することを目的としています。また、車椅子上の座位姿勢、ベッド上の臥位姿勢のみ適用されることが多く、その他の日常生活上での姿勢への関わりがほとんど行われていないのが現状です。SMARTアンチグラビティ・ポジショニングアプローチは、24時間の重力下での姿勢管理として、身体機能コンディショニングと併用して、日常生活全般における適正なポジショニングを提供するものです。
本セミナーでは、当研究室で提供してきたSMARTアンチグラビティ・ポジショニングアプローチ概要とともに、身体機能コンディショニングを併用した適正なポジショニングのあり方・すすめ方について解説します。
今回は、座位姿勢編として、車椅子、椅子、ソファ、家具調ポータブルトイレ上における座位姿勢管理・ケアを中心に解説します。また、適合評価用モジュラー式シーティングユニット(座・背)も製作いただきます。
受講については、まず各自で、オンデマンドビデオでの事前学習、適合評価用モジュラー式シーティングユニット(座・背)の製作をしていただきます。シーティングユニットの製作については、オフライン形式(対面式)の製作実習にご参加いただくか、オンデマンドビデオを参考にご自身で材料を入手(100円ショップ等で購入可能)して製作いただきます。これらの結果報告についてのレポート(簡単なアンケートへの回答と製作物の写真添付等)をメールまたは郵送にてご提出していただきます。SMART アンチグラビティ・ポジショニングアプローチの概要、意義・目的をご理解いただいた上で、オンライン形式及びオフライン形式(対面式)での適合技術講習を受講いただきます。(注:レポート提出が必須となります。ご提出いただいた方のみ適合技術講習の受講ができます。また、製作実習のみの受講はできませんのでご注意ください。)
場所 | 大阪市職業リハビリテーションセンター 2階 大講義室・会議室 *③の製作実習、④の適合技術講習(第1部、2部)の会場となります。 |
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内容・日時 |
①オンデマンドビデオ視聴と適合評価用モジュラー式シーティングユニット製作 2024年12月9日(月)~2025年1月24日(金) 1)SMART アンチグラビティ・ポジショニングアプローチ概要説明 2)身体機能コンディショニングの必要性と効果 3)支援マネジメントの実践(事例紹介) 4)適合評価用モジュラー式シーティングユニット製作方法 ②レポート提出(必須) 2025年1月26日(日)まで(必須) ③製作実習(希望者のみ) 2025年1月25日(土)、26日(日)のいずれか1日をご選択ください。 ④適合技術講習(オンライン形式及びオフライン形式(対面式)) 第1部 2025年2月22日(土)、23日(日) 第2部 2025年3月22日(土)、23日(日) |
講師 |
![]() 米﨑 二朗氏 ![]() 池田 真紀氏 |
受講料金 | 16,000円(税込)/お一人 (適合技術講習は一部課程のみの参加の場合も同額となります。また、参加できなかった課程については後日補講等を検討させていただきます。) *別途、適合評価用モジュラー式シーティングユニット製作に必要な材料費購入費用(7,000円程度)が必要となります。材料購入に関しては各自でお願い致します。 (購入先・購入方法等はご案内致します。100円ショップ等で購入可能。) ※お申込み確定後、事務局より請求書を送付しますので、 請求書記載の期日までに指定の口座へ受講料をお振込みください。 |
対象 | 福祉用具支援サービスに従事する方 |
定員 | 最大30名 |
申込締切 | 12月2日(月)定員に達し次第締め切らせていただきます。 |
申込み方法 | 下記ボタンよりお申し込みください。 お申し込み後、申込み時に記載のご住所宛てに請求書をお送りします。 |
受講までの流れ |
受講申し込み
↓ バリアフリー展事務局より請求書送付 ↓ 受講料お振込み ↓ お振込み確認後、講師よりメール及び郵送にてご連絡 ↓ オンデマンドビデオでの事前学習 適合評価用モジュラー式シーティングユニットの製作 2024年12月9日(月)~2025年1月24日(金) *製作実習参加希望の方は、2025年1月25日(土)、26日(日)のいずれか1日を受講 ↓ レポート提出(アンケート回答と製作物写真添付) 提出期限:2025年1月26日(日) ↓ 適合技術講習(オンライン形式あるいはオフライン形式(対面式))を受講 第1部 2025年2月22日(土)、23日(日) 第2部 2025年3月22日(土)、23日(日) XのURLとQRコード osakaassistech (@Osaka_assistech) / X ![]() |
注意事項 | ●当事務局ではご提供いただいた個人情報に関して「個人情報の保護に関する法律」及びテレビ大阪株式会社(https://www.tv-osaka.co.jp/corporate/privacyguide.html)並びに株式会社テレビ大阪エクスプロ(https://www.tvoe.co.jp/expro/privacy_policy/)、「個人情報の保護原則」、本展プライバシーポリシーに沿い、取り扱いに細心の注意を払っています。 ●お申込みいただいた方には、今後本展示会の主催者・運営事務局が開催する展示会やセミナー、各種イベントに関するご案内をさせていただく場合がございます。 |
▼過去のセミナー
バリアフリースキルアップセミナー2024(第1回目)
姿勢障がい別車椅子シーティング適正処方
今回、臨床・支援サービスの場面でよくみかける姿勢障がいを9つのパターンに分類し(胸椎後わん、側わん、腰椎前わん、体幹伸展前滑り、体幹側屈横倒れ、体幹前屈前倒れ、股関節屈曲制限、膝関節伸展制限、股関節内転内旋制限)、160㎝のダミー(当研究室製作)を使用して、姿勢障がいパターンを設定しながら、それぞれの適正処方のポイント等を解説します。
受講方法としては、対面式とオンライン形式にて実施します。
対面式での受講の方には、マイクロチップウレタン、低反発素材、合板、ブックエンドなどを用いた車椅子シーティングユニット(背クッション)の製作実習を行います。製作されたものは各自お持ち帰りいただきます。また、受講者の方全員に、研修用教材として、車椅子シーティングのミニチュア(4分1サイズ)模型:写真参照:一部変更あり:簡易シーティングユニット、4種車椅子フレーム)を事前に配布いたします。それぞれの適正処方を手元で確認しながら学習していただきます。この模型についても受講者の方全員にご提供いたします。
なお、オンライン形式にて受講の方は、ZOOMを使用し、2日目の製作実習についてはビデオ収録しますので、セミナー終了後にビデオコンテンツで配信します。



開催日時 | 令和6⽉1⽇(⼟)、2⽇(⽇) 午前10時~午後4時 | ||||
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講演内容 |
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講師 |
![]() 米﨑 二朗氏 ![]() 池田 真紀氏 |
DIYで学ぶ福祉用具の機能・構造・働き
~姿勢保持具クッション製作、パソコン用マウスの製作・改良、
3Dプリンターで製作できる電動式食事用回転テーブルの実演等~
大阪市援助技術研究室では、利用者の抱える諸問題を既製品の福祉用具類や社会保障制度(補装具費支給制度、日常生活用具給付制度の対象品目)では解決できない場合、製作改良サービスを通じて、具体的な問題解決を図ってきました。
今回、製作改良サービスの事例を紹介するとともに、姿勢保持具クッション、マウスクリック部外部入力アダプタの製作演習(ウレタン加工、はんだ付け等)を通じて、用具類の機能・構造・働きについて学んでいただきます。製作したもの(姿勢保持具:クッション、マウスクリック改良:外部入力アダプタ、3Dプリンターでプリントアウトした接点式入力スイッチ:マイクロスイッチ式)は受講者の方々にはお持ち帰りいただきます。(食事用電動式回転テーブルについては、実演のみで配布は致しません)
クッション等の配送が必要な場合は、近くにコンビニエンスストアがありますので、各自で配送手続きを行ってください。尚、今回製作するものは、あくまでも福祉用具の機能・構造・働きを学んでいただくことを目的としておりますので、利用者への直接的な適用はおすすめいたしません。あくまでも適合評価の範囲での適用をお願い致します。また、製作したものはアフターフォロー、保証等はございませんので、各自での対応をお願い致します。
開催日時 | 令和6年3⽉23⽇(⼟)、24⽇(⽇) 午前10時~午後4時 | ||||
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講演内容 |
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講師 |
![]() 米﨑 二朗氏 ![]() 池田 真紀氏 |
オンラインセミナー
「ユニバーサルツーリズム 誰もが安心して観光できる街として」~兵庫県のこころみ~
兵庫県では、年齢や障害の有無等に関わらず、様々な人が気兼ねなく旅行を楽しめるユニバーサルツーリズムを推進しています。
全国では初となるユニバーサルツーリズムに特化した条例として、「高齢者、障害者等が円滑に旅行することができる環境の整備に関する条例」(通称:ユニバーサルツーリズム推進条例)が公布されました。
また、4月1日からは障害者差別解消法が改正され、事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されます。
そのような状況を見据え、ユニバーサルな街づくりが展開される中、兵庫県の活動をご紹介いただきます。
講演内容・講師 |
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一般社団法人日本認知症予防協会/バリアフリー展事務局 共同ウェビナー
「身近な生活から始める認知症予防と早期発見の重要性」
2022年12月14日にZOOMウェビナー形式で開催した「一般社団法人日本認知症予防協会/バリアフリー展事務局 共同ウェビナー 「身近な生活から始める認知症予防と早期発見の重要性」をオンデマンドで公開します。入金確認後、ご登録のアドレスに事務局から動画を視聴できるURLをお送りいたします。
MCI(軽度認知障害)の早期発見を目指し、認知症予防に貢献する、一般社団法人日本認知症予防協会と西日本最大級の介護・福祉・看護・医療の総合見本市「バリアフリー展」が共同で開催するオンラインセミナーです。
認知症は、誰にでも起こりうる病気です。しかし、認知症の手前(MCI)で気付き予防すれば、認知症の発症を遅らせて、健康寿命を伸ばせる可能性があることをご存知でしょうか?
気付きの大切さ、そして生活の中ですぐに始められる認知症予防法などについてご紹介します。ご興味、ご関心のある方はぜひご聴講下さい。
講師 |
![]() 佐々木 誠 氏(MCI専門士) 2007年から介護関連企業に従事し、特に介護保険外ビジネスを中心に様々な取り組みをしてきました。2017年に日本認知症予防協会の立ち上げに関わり、2018年から代表理事として活動しています。現在は、認知症予防のスペシャリスト(MCI専門士)の養成講座を実施したり、企業様や行政関連様から「認知症予防セミナー」を受託することで、認知症予防の知識を広げる活動をしています。 |
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福祉用具支援技術サービス総点検2023:これからのテクニカルアクション
~筋萎縮性側索硬化症による重度障がいのある人への移動性、操作性支援~
大阪市援助技術研究室では、事業発足より約30年間、主に重度の障がいのある人への福祉用具支援サービスの普及に務めてきました。また、国の福祉用具研究開発事業にも長年参画してきております。我が国の福祉用具技術開発においては、欧米諸国に比べ、自立支援機器に関する研究開発に積極的に取り組んでこず、市場規模からみた高齢者向けの介護用品を中心としてすすめられてきました。そのため、医療・工学的な技術革新は十分に図られてこなかったとも言えます。一方で、ロボット技術の福祉用具への活用などはすすめられたものの、研究開発者側の技術革新が中心となり、利用者ニーズに基づいた研究開発プロセスが充足していなかったり、供給方法の検討が十分に行われずに、結果的に製品として利用者が有効に活用できるまでには至っていない例が多くあります。これらの問題点・課題の背景には、市場の特異性、社会保障制度などが大きく影響していることが考えられます。
当研究室では、相談事業を通じて、筋萎縮性側索硬化症による重度障がいのある人への福祉用具支援技術サービスを提供してきました。その経験を通じて、福祉用具支援技術サービスの現状の問題と課題をまとめ、個々のニーズに応じた具体的な問題解決を図ってきました。今回、セミナーを通じて、事例紹介を行いながら、移動性としての車椅子、座位保持装置、操作性としての自助具(食事動作関連用具)、上肢装具に関する支援サービスのあり方・すすめ方について解説します。また、国内外の優れた福祉用具類についても、最新情報を含めながら紹介させていただきます。
福祉用具支援技術サービスに従事する方々に多くご参加いただき、わが国における支援技術サービスを再考し、これからのテクニカルアクションとしての行動計画をともに検討させていただければと願っております。
*本セミナー終了翌日の11月27日(月)~29日(水)に、大阪OMM(2階展示Aホール)にて、公益財団法人テクノエイド協会主催の障害者自立支援機器シーズ・ニーズマッチング交流会2023が開催されます。そこでは、国の福祉用具研究開発助成事業で開発された用具類も多数展示されております。講師も3日間参加する予定にしておりますので、受講者の方々の中で交流会に参加される方には、講師より用具類や事業者の紹介等もさせていただきます。これについては、受講受付後に、ご希望・ご要望などをお聞きし対応できるように調整させていただきます。交流会参加については、各自、テクエイド協会ホームページより事前登録を行ってください。
日時 |
11月25日(土)、26日(日)
午前10時~午後4時 |
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内容 |
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講師 |
![]() 米﨑 二朗氏 ![]() 池田 真紀氏 |
バリアフリー2023プレセミナー
利用者の“人生の地図”を支える福祉用具支援サービス
~大阪市援助技術研究室の29年間の活動報告と今後の方向性について~
今年4月19日(水)~21日(金)に開催されますバリアフリー2023において、特別講演(21日(金)午前11時~12時30分:6号館2階会議室F)を行います。大阪市援助技術研究室が、福祉用具支援サービスの構築を目指して、これまで利用者の方々との協働で取り組んできた29年間の活動の内容を報告するとともに、30年目からの今後の方向性について提案を行います。また、利用者の方々からの言葉・動画メッセージ等もお伝えさせていただく予定です。プレセミナーは、展示会開催前に、特別講演の内容をよりご理解いただくためのものとして開催致します。主に、福祉用具支援サービスに従事する方、企業・メーカーの方、研究機関の方などに多くご参加いただければと願っております。
福祉用具サービスのとらえ方・すすめ方について、あらためて考える機会にしていただければと願っております。
日時 |
2023年3月25日(土)第1部:午前10時~12時、第2部:午後1時~3時
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内容 |
第1部(午前の部):福祉用具供給システム 第2部(午後の部):支援技術と支援マネジメント |
講師 |
![]() 米崎 二朗氏 ![]() 池田 真紀氏 ![]() 久山 圭子氏 |
大阪市援助技術研究室とは | 当研究室では、福祉用具支援サービスの普及システムを構築するために、相談事業、研究開発事業、研修・セミナー等を行ってきております。また、国の研究開発事業へも委員として参画しており、福祉用具の研究開発促進に務めてきております。 |
オンラインセミナー
介護施設におけるリスクマネジメント
~福祉機器の活用事例より~
介護労働環境の改善を「北欧式トランスファー」を取り入れて、利用者、介護者双方にとって優しい介護に取り組む、社会福祉法人ジェイエー長野会 特別養護老人ホームあさぎりの郷 のリスクマネジメントを踏まえた、福祉機器の活用による移乗、入浴介助の方法を紹介します。
日時 | 2023年3月10日(金)17:15~18:00 |
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講師 |
福澤 洋之氏 (社会福祉法人ジェイエー長野会みなみ信州地域事業本部 あさぎりの郷 通所科所長) 経歴: 長野県飯田市出身、東京の介護福祉専門学校で学ばれ2002年ジェイエー長野会に入職 |