講演・セミナー

特別講演/会議室F

会場:会議室F(6号館 2階) 定員:60名 公式サイトより事前登録が必要 受講無料

8月25日(水)

11:00~12:00

(一社)全国福祉用具専門相談員協会

ハンドル形電動車椅子の安全利用に係る福祉用具専門相談員向けガイドライン・指導手順書の解説と活用

ハンドル形電動車椅子は、長距離の歩行に困難を感じる高齢者にとっての移動手段や、自動車免許を返納した高齢者の代替移動手段等として広く普及している一方、利用中の死亡・重傷事故が継続的に発生している。ハンドル形電動車椅子の貸与に携わる福祉用具専門相談員にとって、利用者が安全に使用できるかどうかの評価や、安全に利用してもらうための指導を行うことが事故防止のために極めて重要となる。本講演では、ハンドル形電動車椅子の貸与プロセスにおける安全利用面での評価・指導のあり方について整理したガイドラインと指導手順書の解説と、その活用方法の周知を図り、ハンドル形電動車椅子の安全利用に向けた普及啓発活動とする。

千葉県立保健医療大学 リハビリテーション学科作業療法学専攻 准教授 藤田 佳男氏

日本作業療法士協会「運転と作業療法特設委員会」委員長
介護支援専門員 教習指導員(普通第一種・埼玉県警)
ADED(米国運転リハビリテーション協会)会員

藤田 佳男氏藤田 佳男氏

13:00~14:00

障害保健福祉施策の動向と補装具費支給制度

義肢、装具等、身体障害のある方が日常生活や社会生活を送る上で欠かすことのできない重要な用具である補装具を支給する制度は、障害者総合支援法で補装具費支給制度として規定されている。ここでは、障害のある方を支援する制度の動向と、補装具費支給制度について概説する。

厚生労働省社会・援護局 障害保健福祉部企画課 自立支援振興室 福祉用具専門官

15:00~16:30

(一社)ナチュラルハートフルケアネットワーク

福祉用具でケアの質向上と生産性の向上を!~組織的な取り組みにする手法~

一部の職員が、福祉用具使用のテクニックを身につけても、組織的な取り組みにならず、対象者の暮らしに結果が出ません。組織的な取り組みにすることで、初めて、ケアの質向上・そして業務効率化、生産性向上につながります。

(一社)ナチュラルハートフルケアネットワーク 代表理事 下元 佳子氏

下元 佳子氏下元 佳子氏

8月27日(金)

11:00~12:30

大阪市援助技術研究室

福祉用具の有効な活用方法について
~事例(神経難病などによる重度障がいのある人)紹介を通じた支援技術とマネジメントのあり方・すすめ方~

福祉用具支援サービスの普及を総合的に進める中で、適正な支援技術とマネジメントを通じて福祉用具の有効な活用を行い、個々のくらしの目標の実現を図ってこられた方が多くおられます。その成功要因・課題が何かを事例紹介を通じて福祉用具支援サービスのあり方・すすめ方を考えます。

大阪市援助技術研究室 主任研究員 米﨑 二朗氏

作業療法士、リハビリテーションエンジニアとして利用者、家族からの相談、支援技術者へのアドバイザリーサービスの提供、企業・メーカー及び研究機関等への専門的な指導・助言を行っております。

米﨑 二朗氏米﨑 二朗氏

大阪市援助技術研究室 研究員 池田 真紀氏

作業療法士、リハビリテーションエンジニアとして利用者、家族からの相談、支援技術者へのアドバイザリーサービスの提供、企業・メーカー及び研究機関等への専門的な指導・助言を行っております。

池田 真紀氏池田 真紀氏

13:00~14:30

事例から考える排泄ケア・ケアの大切なポイント

目の前の排泄トラブルの対応のみならず、ケアが必要な人を丁寧に観ていくことで、排泄ケアのありようもその方の暮らしも変わります。そのための基本となる考え方やケアの方法を、おむつも使用しながら事例をもとにお話します。

排泄用具の情報館 むつき庵 所長 浜田 きよ子氏

高齢者施設に長く関わる一方、排泄ケアのスペシャリストであるおむつフィッターを養成する研修を行う。

浜田 きよ子氏浜田 きよ子氏

排泄用具の情報館 むつき庵 副所長 熊井 利將氏

高齢者施設に長く関わる一方、排泄ケアのスペシャリストであるおむつフィッターを養成する研修を行う。

熊井 利將氏熊井 利將氏

15:00~16:30

楽な介助のための福祉用具の選び方・使い方

福祉用具を活用した安心安全で介助者にも無理のない介助の方法を紹介させていただきます。

住まいと介護研究所 所長 理学療法士・主任介護支援専門員 谷口 昌宏氏

谷口 昌宏氏谷口 昌宏氏